海外からの電話詐欺【なぜワン切りで利益が出る?】手口と背景について


海外からの電話詐欺【なぜワン切りで詐欺グループに利益が出るのか?】理由を解説!
 
最近は特に増加傾向にある「海外からの電話詐欺」

今では広く認知されるようになり「海外からの着信番号に掛け直してしまうと、高額な通話料を請求される」という事までは理解している人が多いのですが、「被害者が高額な通話料を支払うと、なぜ詐欺師に利益が出るのか?」という理由までは、あまり知られていないようです。

ここでは海外からの電話詐欺について、「なぜ、ワン切り電話が詐欺グループの利益につながるのか?」その手口と背景について詳しく解説していきます。

海外からの電話詐欺は番号だけで判断できない理由!

「海外からの電話なんて、番号が見るからに怪しいから出ないよ!」と思われている方も多いでしょう。

確かに、通常は海外から発信される電話には「国番号」が先頭についているので、日本以外からの着信を見分けるのは簡単です。

しかし最近は、詐欺グループも知恵を働かせるようになったのか、海外の国番号から始まる電話番号ではなく転送などを使って日本の局番や、携帯電話の番号で発信してくることもあるので注意が必要です!

例えば、日本でも使われている070や080、090から始まる携帯電話の番号は、一見すると「誰か知り合いが掛けてきたのかな?」と思えるような番号ですから、これを見分けることは難しく、ついついコールバックしてしまう可能性もあります。

ですので、海外からの電話詐欺の着信は「誰でも引っかかってしまう危険性がある」という事を、まずは覚えておきましょう。

海外からの電話詐欺の手口【ワンギリ着信に掛け直すとどうなる?】

次に、海外からの電話詐欺について、手口の概要を見ていきましょう。

詐欺グループは、自動で操作可能なコンピューターなどの機器を使って不特定多数に電話をかけ、着信を残します。
このとき、ワン切りなど極めて短い時間の着信にし、相手に掛け直させるよう仕向けるという特徴があります。

ここで「もし、海外からのワン切り着信に気付き、その番号に掛け直すと一体どうなるのか?」に関する一般的な事例をご紹介します。

海外からのワン切り電話に掛け直すとどうなる?

【海外からの電話詐欺一般的な事例】

1:ワン切りの番号に電話をかけると、自動音声ガイダンスが再生される。

音声の内容は、外国語で話されている場合と、おかしな日本語で話されている場合があり、いずれの場合も「このまま接続を維持してください」とお願いする内容になっていることが多い。

2:電話をつないだままにしていると、どこかに転送される。

3:転送先で保留音(歌もしくは音楽)が流れる

4:音楽が1~2分流れた後、再びどこかに転送される

5:転送先で保留音(歌もしくは音楽)が流れる

6:その後も、4と5が繰り返される。

上記のように、無意味な転送と保留音の再生を繰り返しているのは「できるだけ電話をつないでいる時間を長引かせ、電話代を高額にするのが目的」です。

電話を切るタイミングが遅くなるほど高額な電話料金が請求されることになるので、興味本位でコールバックするのは大変危険です。

また、仮に間違って掛け直してしまった場合は、すぐに切電して被害を最小限に食い止めましょう。

海外からの電話【なぜワン切りに掛け直すと詐欺師に利益が出るの?】

さて、ここからが本題となるのですが、海外からのワン切り電話に掛け直すと、なぜ詐欺師に利益が発生するのでしょう?

普通に考えると、高額な電話料金が発生して得をするのは電話会社であり、詐欺師にとって何の得も無さそうですよね。

しかし、ここが日本の常識では考えられないところであり、驚くべきことなのですが、詐欺師は「海外の回線を所持する電話会社とグル」になっていて、たくさんの人にワン切り電話を掛ければ掛けるほど最終的に詐欺師が得をする仕組みになっているのです!

海外からのワン切り電話で詐欺師が利益を得る仕組み

まず、日本から海外の電話を掛け直している場合、まずは日本の電話会社に電話料金が支払われます。

(※日本の電話会社は、詐欺とは一切無関係です)

そして、日本の電話会社から、国際通話の料金として「回線を所持する、詐欺師とグルになった海外の電話会社」に実際に掛かった電話料金の一部が支払われ、それを受け取ったグルの電話会社が、その中の一部を詐欺グループにキックバックするという仕組みになっています。

当然、詐欺グループは「自分たちのところにキックバックされる金額を増やしたい」と思っているので、そのためにはグルになっている電話会社に多くの電話料金が支払われるよう「通話をできるだけ長引かせる工夫」をし、それを実行しているという訳です。

海外からの電話詐欺に遭わないための対策方法は?

海外に電話を掛けると、ほんの数分間で1,000円を超えることは珍しくなく、あっという間に5,000円程度は取られてしまいます。

こんな下らない内容の電話に5,000円なんて払うのは無駄以外の何物でもありませんので、絶対に引っかかりたくないですよね?

そこで、海外からの電話詐欺に遭わないための対策方法として、例え携帯電話からの着信であっても、自分が登録していない見知らぬ着信には一切コールバックしないことをオススメします。

「もしかしたら、仕事関係の人が電話をかけてきたのかも?」と不安になるかもしれませんが、今は発信元の電話番号を偽装できるようになった時代ですから、うかつに知らない番号に電話を掛けることは非常にリスキーなことであり、得策ではありません。

ですので、気になるかもしれませんが、見知らぬ着信は徹底して無視しましょう。

スポンサーリンク

それでも着信した電話番号が気になる時は?

それでも「どうしても着信した電話番号が、どんな所から掛かってきたのか知りたい!」と思う場合は、電話を掛け直す前に電話番号の情報を検索するのがオススメ。

とくに詐欺グループの番号やヤミ金業者の番号など、掛け直すと金品を請求されたり脅される危険性のある番号は、絶対に掛け直してはいけません!

そのために、まずは危険な電話番号でないかをこちらからチェックしましょう。

当サイトでは、ヤミ金業者や詐欺グループが使用している電話番号について、常に最新情報をアップデートしていますので、きっとお役に立てると思います。

ぜひ、海外の詐欺グループをはじめ、日本のヤミ金業者や詐欺業者から大切なお金と身を守るためにご活用ください。

こちらのヤミサギ情報もチェック

コメントは受け付けていません。